(昨夜からの続き)
ステーションプラザ天王寺通り地下一階の
メルカートピッコロというお店で、この不思議な小箱を発見した。
トルコの伝統菓子とある。
「どんなお菓子だろう」と、箱のうらにある説明を読んで爆笑!
そこにはトルコの文化とこのお菓子について、
トルコのことわざを用いて説明がなされていた。
トルコ 不思議の国と人と食材
世界三大料理のひとつといえるにふさわしい食材の歴史オスマントルコ帝国だけで600年の歴史を持つ集積国家。アラブ文化の枠を継承し、盛時その勢力はヨーロッパにまで及んだ。領土基盤である小アジアはまさに東西文化の交差路であり、そこでぶつかり合う様々な要素が化学変化をおこし、独自の何物か、つまり不思議を生んでいきました。アジアとヨーロッパそしてアラブの融合がこの味を生みます。
空腹で物見遊山するより、食べ過ぎて死ぬ方がましである
トルコの諺です。如何にトルコ民族が食べる事を重視したかがわかります。〜中略〜このトルコからのお菓子”ウズンギル”は、トルコの伝統のお菓子として古くよりトルコ人の味舌の快感ともよばれ12世紀のオスマントルコ帝国の時代より人々に珍重され喜ばれつづけたお菓子です。〜中略〜また、現代ヨーロッパで、もっとも過激でポピュラーなスポーツであるサッカーの選手達もトルコ出身の多くの選手が試合に臨みこの”ウズンギル”を常用して彼らの急速なスタミナ源の役割を担っていることです。
もう、おかしすぎて気がついたらレジで買っていました。735円です。
そして最後に書かれていたこの説明。
ウズンンギル-砂糖を主成分とするお菓子で、餅のようなゼリーのような味のなぜか懐かしい味・何処かで食べたこと有ると感じる伝統菓子
ようするに、そういう味でした。
どっかで食べた記憶がある.......、法事やお葬式で普段は絶対買わないようなお菓子が菓子盆のなかにおいてある。その中にまぎれていそうな味です。
ナッツが私の心をちょっぴり熱くした。
けれど、またどうしても買いたくなるお菓子、とまではいかない気がします。
でもこの文章を読んで、トルコ文化に非常に興味をそそられました。
いつか海外で住むことがあれば、骨を埋めるのならトルコもいいな。
そう、死因はやはり食べ過ぎで...........。